BtoBサイト
BtoBブランディング支援
関わる人も、外に出ていく制作物も多いのが BtoB のブランディングです。言葉の序列から見た目の規則、実物への適用と社内への引き渡しまで、一括で引き受ける humbulls にご相談ください。
解決できる課題
ブランディングという言葉は、ロゴや名刺を作ることを指して使われがちです。humbulls が引き受けるのは、会社と商材が比較の場面で選ばれるようにするための、言葉と見た目の規則づくりと、その規則を実物へ適用するところまで。次のような課題を解決できます。
- 制作物を作るたびに、色も言い回しもその場で決め直していて、毎回ゼロから議論している
- 会社案内では技術力、サイトでは提案力、営業の現場ではまた別の言い方をしている
- 事業の説明を変えたのに、サイトと会社案内は前の説明のまま残っている
- 商材の説明が伝わりにくく、比較検討の途中で候補から外れている感触がある
- 競合と横並びに見えていて、価格以外で選ばれる理由を示せていない
- 広告・サイト・営業資料がそれぞれ別に作られていて、施策が積み上がっていかない
- 採用の場面で会社の姿が伝わらず、応募が集まらない
humbulls の特徴
机上の規則で終わらせない、humbulls が自社で運用している手順での提案
このページで説明している手順は、humbulls が自社に対して先に実行したものです。トーン&マナーの正本を1ファイルに固定し、色・書体・余白をトークンに落とし、既にあるロゴの使い方を禁止条項つきの規則にして、スライドのテンプレートまで同じ規則から作りました。humbulls.com もホワイトペーパーもブログも名刺も、その規則を参照して制作しています。
規則を作った側が、その規則で何も作っていない。外注のブランディングでよく起きることです。humbulls は自社で毎週使っているので、実務のどこで規則が足りなくなるかを、使う側の立場で書けます。
実物: トーン&マナー正本(HTML 1ファイル)/ デザイントークン(JSON)/ 既存ロゴの使用規則 / スライドテンプレート10タイプ
BtoBマーケティングの実行まで引き受けるからこその、現実的な提案
humbulls は、BtoBサイトの制作、HubSpot の導入、リード獲得の支援を実行しています。ブランディングも、その延長にある広義のマーケティングの一部として扱います。事業の段階、顧客の検討の仕方、商材の売られ方を踏まえて、いま決めるべき範囲から提案します。
見た目の規則より先に決めるのは、誰に向けて言うか、何を先に言うか、言わないことは何かの3点です。色や書体は、決まると進んだ気分になります。ただし言葉の序列が決まっていないと、同じ規則で作っても中身の違う制作物が出てきます。事業を変えた会社ほど、この状態になりやすいです。
社内でも外注でも参照先が変わらない、人と AI が読める形での納品
humbulls は同じ規則を3つの形で納品します。変更しない正本を1ファイル、コードとテンプレートが読むトークン(JSON と CSS 変数)、AI に読み込ませるルールファイル(.md)。次に作るのが社内の担当者でも、外部の制作会社でも、生成 AI でも、参照する先は同じになります。
ガイドラインを PDF で受け取ったものの、開かないまま1年が経つこともあります。実際に色と書体を使うのはコードとテンプレートで、PDF の色見本は使うたびに人が値を読み取って転記することになるからです。
実物: design-tokens.json の実画面 / AI 向けルールファイル(brand-design.md)の実画面
お客さまの作業は情報提供と判断が中心。手間を最小にする進め方
棚卸し、案の量産、規則と実物の突き合わせは humbulls 側で進めます。AI を併走させるので、集める・並べる・照合するといった手数のかかる作業に時間を取られません。お客さまにお願いするのは、情報の提供と、決める場面での判断です。
社内で合意を取る場面では、メッセージ階層表や適用済みの実物など、そのまま会議に出せる材料を都度お渡しします。進行の管理もこちらで持ちます。
BtoBブランディング成功の7つのポイント
ブランドの良し悪しは、好みの話になりがちです。humbulls では、決めた規則が1年後も使われているかどうかで判定できるよう、確かめる項目を7つに整理しています。前半の4つが規則として決まっているか、後半の3つが決めたあとに使われ続けるか。これから規則を作るときの設計図としても、既にあるガイドラインの点検表としても使います。
ポイント1〜4 規則として決まっているか
ポイント1 誰に向けた言葉かを役割ごとに書き分ける
決裁者・推進担当・現場のそれぞれに向けて、何をどの言い方で言うかを書き分けた表を作ります。そのうちどれをサイトの主役にするかも、あわせて1つ決めます。BtoB の購買には複数人が関わり、気にしている点が人によって違うからです。書き分けの無い規則だと、原稿を書く人が毎回その場で読者を想定し直すことになります。
ポイント2 何を先に言うかを上から順に固定する
タグラインから各ページのキーメッセージまでを、上位から下位への一本の階層に並べて固定します。humbulls 自身もこの形で運用していて、原稿を書くときは、どの階層のどの文に紐づくかを先に決めています。順番が決まっていないと、作る人ごとに1番目に来る文が変わります。
ポイント3 言わないこと・使わない表現を明文化する
使わない語、言い切らない範囲、避ける言い回しを規則に明記します。humbulls 自身の規則にも、数字の 0 に点が入る書体を採用しない、ロゴを AI で新規生成しない、特定のパートナー色を近似色も含めて使わない、といった禁止条項が入っています。実務で迷うのは、これは書いていいのか、という場面のほうが多いです。禁止が書いてあるほど、担当者はその場で判断せずに済みます。
ポイント4 同じ規則を2箇所に書かない
変更しない正本を1ファイルだけ決めて、他のドキュメントはそこを参照する形にします。humbulls の正本も HTML の1ファイルで、他のガイドラインはすべて参照する側に置いてあります。網羅しようとしてファイルを増やすと、同じ規則が PDF とスプレッドシートと過去のチャットログに分散し、数ヶ月後にはどれが最新なのかを誰も判断できなくなります。
ポイント5〜7 決めたあとに使われ続けるか
ポイント5 人が読む文書とは別に、機械と AI が読める形を持つ
同じ規則を、人が読む文書・コードが読むトークン・AI が読み込むルールファイル(.md)の3つの形で持ちます。humbulls のトークンは色・書体・角丸・モーション・レイアウトのグループに構造化してあり、サイトの CSS もスライドのテンプレートも同じファイルを参照します。ルールファイルに書いてあるのは、ロゴの使用制限・禁止色・書体方針・コピーの禁止パターンです。AI に作らせるとブランドが崩れる、という話もよく聞きます。原因の多くは、AI に渡せる形の規則を持っていないことです。
ポイント6 規則を作った直後に、1本作って確かめる
規則を決めたら、その場で対象を1つ選んで実物を作ります。humbulls がこの検証に使うのは、トップページ・会社紹介資料・提案スライドのテンプレートのいずれかが多いです。余白の値を決めたつもりでも、実際にカードを組むと足りない値が出てきます。作れなかった箇所が、そのまま規則の欠落として残ります。
ポイント7 変える手順と、ずれを見つける回を規則と同じ場所に置く
どのファイルをどの順で直すかのチェックリストを規則と同じ場所に置き、規則と実物を突き合わせる点検を工程に入れます。点検項目は、ポイント1から6がそのまま項目表になります。事業が変われば言葉は変わり、書体も色も変わります。humbulls 自身でも版ずれが起きました。書体の方針を更新して特定の書体の使用をやめると明記したのに、最も参照されるトークンのファイルは旧書体の定義を持ったままでした。決めた場所と参照される場所は、同じ社内でもずれます。
既にガイドラインをお持ちの場合は、7つのポイントに当てはめて、どこが埋まっていないかを一緒に確認するところから始められます。
プロジェクトの進め方
実際の進め方は、対象の範囲・既にある資産・社内の体制を踏まえて相談のうえ決めますが、基本的には次の8ステップで進めています。

ヒアリング
事業の内容、顧客と検討の仕方、これまでのブランドの経緯を伺います。経営が使っている言葉と、営業の現場で実際に話されている言い方の差も、ここで確認します。社内で誰が最終的に判断するかも、あわせて聞いておきます。
リサーチ
いま外に出ているものを全部集めます。サイト、会社案内、提案スライド、LP、SNS、営業が口頭で使っている説明まで。言い回し・色・書体のばらつきを媒体ごとに一覧にすると、どこから直すべきかが先に決まります。この工程を飛ばすと、規則を決めたあとで想定していなかった媒体が出てきて、適用の範囲が後から膨らみます。
ディスカッション
集めた材料をもとに、決めるための打ち合わせをします。humbulls が論点と案を先に出して、その場で選んでいただく形が中心です。決まったことと、決めずに残したことは、その都度ドキュメントにして共有します。回数は対象の範囲で変わるため、あらかじめ固定はしません。
ブランド戦略の立案
誰に何を、どの順で言うかを決めます。言わないことも同時に決めます。事業の転換が進んでいる場合は、転換後の言葉に寄せます。ここで決めた序列が、以降の原稿を書くときの判断基準になります。決めずに進むと、規則に沿っているのに主張が毎回違う制作物ができます。
ブランド規則の設計
色・書体・余白・コンポーネント・既にあるロゴの使い方を規則にします。落とし先は2つで、人が読む変更しない正本1ファイルと、コードとテンプレートが読むトークンです。この2つを同時に作るのが要点になります。正本だけだと実装のたびに人が値を読み取って転記することになり、トークンだけだと何をどう使ってよいかの判断基準が残りません。ロゴはこの工程でも新規に作らず、既にあるものをどこにどの大きさで置くか、何をしてはいけないかを決めます。
クリエイティブ展開
決めた規則で、実際の制作物を作ります。対象はトップページ、会社紹介資料、提案スライドのテンプレートのいずれかが多いです。どこまでを対象にするかは、予算・期間・社内の体制との兼ね合いで決めます。設計した本人がそのまま文言を書いて実装するので、設計と制作の間で解釈がずれません。ここで作れなかった箇所が規則の欠落なので、この工程は検品を兼ねています。
引き渡し
AI に読ませるルールファイル、更新手順書、版更新チェックリストを納品します。渡して終わりにせず、担当者が実際に1本作るところまで見ます。humbulls がいなくても同じ規則で作り続けられる状態が、この工程のゴールです。
点検と改訂
決めた規則と、実際に出ている制作物を突き合わせます。点検項目は、7つのポイントの1から6をそのまま使います。直すべき差分が出たら、そこまで含めて納品します。
成果物
実際に納品するものです。以下に並べたのは humbulls が自社に対して作った実物で、案件ごとの対象と粒度は、予算・期間・社内の体制との兼ね合いで決めます。
| # | 成果物 | 実物として見せるもの | 内容 |
|---|---|---|---|
| 1 | トーン&マナー正本 | tone-and-manner-v3.html(1ファイル)の実画面 |
変更しない正本を1ファイルに固定した一例 |
| 2 | デザイントークン | design-tokens.json の実画面 |
コードが読む側のブランド規則の一例。色・書体・角丸・モーション・レイアウトがグループごとに構造化されている |
| 3 | AI 向けルールファイル | brand-design.md の実画面(禁止条項が見える範囲) |
制作のたびに読み込まれるルールファイルの一例 |
| 4 | ロゴの使用規則 | 使ってよいアセットの一覧と、使ってはいけないパターンの記述 | 使ってよいアセットを限定した規則の一例 |
| 5 | スライドテンプレート | 10タイプのサムネイル一覧 | 同じ規則から出したスライドテンプレートの一例 |
| 6 | 版更新チェックリスト | 更新手順のドキュメント実画面 | 規則を変えるときの手順書の一例 |
クライアント案件の実物は、掲載の許諾が取れたものから順に出します。ここで開いているのは、humbulls が自社に対して作ったものです。
お問い合わせ
まずは、いま外に出ているものを見せてください。サイト・会社案内・提案資料のうち手元にあるものを共有いただければ、その場で7つのポイントのどこが埋まっていないかを見て、規則を先に決めるべきか、それともサイトを直すのが先かをお伝えします。相談は60分です。営業の段階でお出しできるのは、会社紹介の資料と見積書まで。売り込みはしません。フォームからのご連絡には3営業日以内に返信します。
よくある質問
みなさまからよくいただく質問をまとめています。
費用はどのくらいかかりますか。
対象の範囲と、既にある資産の量で変わるため、一律の金額はお伝えできません。費用がほぼ決まるのは、規則を適用する媒体の数、言葉の設計から入るかどうか、実物をどこまで humbulls が作るかの3点です。範囲を決めたうえで見積書をお出しします。金額を先に1つ出すことはせず、決め方のほうを先に開示しています。
期間はどのくらいになりますか。
対象の範囲と、既にある資産の量で変わります。長引きそうな場合は、言葉を決めるところまでと、見た目の規則以降でフェーズを分けます。開始したい時期が決まっている場合は、そこから逆算した計画を最初に引きます。
どのくらい前までに依頼する必要がありますか。
同時に進める案件数に上限を置いているため、着手できる時期は相談のタイミングで変わります。開始したい時期が決まっている場合は、その時期を先にお伝えください。空いていなければ、その場でお伝えします。件数を増やすより、着手した案件の速度を落とさないことを優先しています。
規則を決めるところまでをお願いすることもできますか。
できます。規則を決めるところまでを humbulls が担当し、制作は既にお付き合いのある会社に出す、という形も受けます。その場合は、制作会社が読める形で規則を渡すところまでを納品範囲にします。
既にあるガイドラインの点検だけを受けることもできます。7つのポイントに当てはめて、どこが埋まっていないかと、埋めるならどの順かをお出しします。
ロゴやシンボルの新規デザインもお願いできますか。
受けていません。humbulls が引き受けるのは、既にあるロゴ・色・書体を制作物のなかで正しく使うための規則づくりと、言葉の規則づくり、そして実物への適用までです。
AI でロゴを生成することもしません。humbulls 自身のルールとして禁止しています。実務水準の品質に届かなかったためです。
提案コンペに参加していただくことはできますか。
提案書の作成だけを目的としたご依頼は受けていません。営業の段階でお出しできるのは、会社紹介の資料と見積書までです。
範囲を決めるための打ち合わせは無料相談の枠で受けています。そこで具体的な進め方まで話したうえで、他社と比較していただく形になります。
代理店や親会社が窓口になる案件でも進められますか。
進められます。条件は、発注元の企業と直接やりとりできることの1点です。伝言を経由する体制では、言葉を決めるのに必要な情報が届かず、判断を代理店側に預けることになります。
体制はどうなっていますか。AI はどこまで使っていますか。
humbulls は少人数の体制で、AI を併走させて進めます。分業しないので、規則を設計した本人がそのまま文言を書き、実装します。設計と制作の間で解釈がずれないのは、この体制の利点です。
AI が担当するのは、棚卸しの整理、案の量産、規則との突き合わせの点検です。何を決めるかの判断と、外に出す文章の最終確認は humbulls が行います。
ブランディングをやると、問い合わせは増えますか。
増えるとは約束しません。商材と市場の条件で結果が変わるためです。約束するのは、数値目標と行動目標の両方を置いて実行することと、その進捗を開示することです。
そのうえで、力になれると判断した案件にだけ提案しています。相談の段階で、規則を決めるより先にやるべきことがあると判断したら、そう伝えます。
規則を決めても、結局守られなくなりませんか。
実際に崩れます。humbulls 自身も、書体の方針を更新したあとにトークン側が追随していない版ずれを起こしていました。決めた場所と参照される場所は、同じ社内でもずれます。
だから、更新の手順書と点検の工程を納品物に含めています。7つのポイントのうち、7つ目がその部分です。
納品後にかかる月額費用はありますか。
必須の月額費用はありません。規則・ルールファイル・更新チェックリストをお渡しするので、日常の制作は社内で回せます。担当者が自分で作れる状態にするところまでが納品範囲です。
決めた規則を使って毎月の制作・配信まで humbulls が回すなら Growth Partner(月額30万円〜・最低3ヶ月)、経営会議の場で説明する役まで必要になれば Fractional CMO(月額50万円〜)をご用意しています。規則をサイトに実装するならコーポレートサイト制作かサービスサイト制作、単発の公開物なら BtoB向けLP制作、既にあるサイトを規則に合わせて直すなら BtoBサイト改善コンサルに接続できます。
伴走支援(Growth Partner)との違いは何ですか。
見せ方を決め直したい、という対象と範囲が言える状態であれば、このメニューです。決めた規則を使って毎月のコンテンツ・広告・サイト更新まで回し続けたい状態であれば、Growth Partner です。
決めるところまでがこのメニュー、使い続けるところからが Growth Partner という切り分けになります。


